2008年5月23日金曜日

パソコンのリカバリをすることになった理由‐その4(最終)

2.PC-Talker Vista体験版導入の時に起こった事象を確認しました。
 (1)起動後、音声エンジンのライセンスに関しての告知をしてから、読み上げる。

  その時点では、ProTalker 読み秀君や読み子ちゃんは、PC-Talkerの音声設定にはなかった。
 (2)MySupportで、更新がないかを確認したところ、最初は1.14から1.21へのバージョンアップがありましたので、更新しました。ここでもなかった。
 (3)次に確認したところ、「PC-Talker VistaとProTALKERを最新版に更新」の項目があった。
  早速、実施したところ、日本語と英語の音声設定に「読み秀君(ProTalker)」と「読み子ちゃん(ProTalker)」が表示されていた。

 (4)そこで、音声の種類を日本語では「読み秀君」、英語では「Microsoft Anna」に切り替えたら、ライセンスの云々を読まずに、読み上げる様になった。

3.推論
  (1)ほかに下記のことがあった。
   ①確認する前に、ProTalker97 をアンインストールした後、IBMホームページリーダー3.01を購入していたので、そのProTalkerを導入したところ、MMメール2とVoicePopperは通常通り、読み上げるようになった。
   ②Focus Talk2.0.3bを購入していたので、それをインストールしたら、この場合も通常通り、読み上げるようになった。
 (2)製造元のサイトを確認したところ、「Windows Vista対応について 」の案内があった。
  すなわち、PC-Talker XPをアンインストールした上で、Windows Vistaに移行し、さらに、PC-Talker XP付属のProTALKERもアンインストールが必要である旨の内容があった。
  ProTALKERがインストールされたまま、Windows Vistaに移行すると、他社のSAPI対応ソフトに不具合を生じる場合があるとのことである。
 くわしくはこちらへ
 (3)このことから、本来は、PC‐Talker Vistaの更新でインストールされたProTALKERを先にアンインストールをして、次にPC-Talker Vista体験版本体をアンインストールしていればよかったと思われる。
 または、体験版で更新をしなければよかったのかもしれない。

4.感想
 今回のことは、すべてのパソコンで起こることではないことをまず、言いたいと思います。
 たとえば、からくり儀右衛門さんが作った会社(明治創業)のパソコンには、すでに、日本語SAPI5音声エンジンが入っています。そういうパソコンならば、音声設定で切り替えれば、読み上げます。
 「PC-Talker VistaとProTALKERを最新版に更新」は、SAPI4音声エンジンをWindows Vistaで、使えるようにするためのものであると考えられます。

 しかし、それが他のSAPI4対応ソフトにも影響を与えたといえます。

 Windows XPの時も、PC-Talker XPの体験版には、痛い目にあったことを最後に述べます。

以上

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