2010年12月17日金曜日

仕切り直し

 仕事の関係で、このブログもサイトも、長らく、途絶えておりました。

 今月半ばで、仕事で予定していた大きな行事がすべて、終了しました。
 来年度実績まであとわずか、今年度の目標もあとわずかで達成します。
 無駄を削いで、即決するという業務運営に、多くの支援者が応えて、参加していただいた成果です。

 今後は、今までたまっていた有給や振り替え休日を消化し、来年度に備えます。

 そのため、自宅にいる時間が多くなるので、プロ野球選手のように、自主トレし、このブログやサイトの更新を進めたいと思います。

 FocusTalk V3.0.3αを使っています。大幅に改善されております。
 パソコンによっては、起動時の読み上げがしなかったり、読み上げが止まって、フリーズすることがあります。
 仕事でもつかっているので、それらの不具合をサポート窓口に知らせたいと思います。

2010年8月8日日曜日

使用するOS、ソフト、機器の選定

 Windows 7が発売されて、まだ、1年もたたないが、Windows Vistaの時は静観していた視覚障害者向けソフトや機器の製造元は、次々と、Windows 7への対応に追われている。
 特に点字関係は、Windows Vistaへの対応をしていなかったためか、苦戦しているようである。

 Windows 7のSP1が出るまで、Windows 7の導入を控えたほうがよいとの意見が出ている。
 しかし、「ホーム ユーザーにはご利用いただけません。」と記載されている。
 さらに、使ってみても、若干、改良してもらいたい点はあるが、別に不便はない。

 問題なのは、Windows 7対応のソフトや機器が出ているのに、Windows 7搭載パソコンをWindows XPにダウングレードして使っていることである。
 周りにWindows XPしか教えることができないという人しかいないとの理由で、Windows XPにしている。

 重要なのは、利用者本人が、実際にWindows 7、Windows 7対応のスクリーンリーダーソフト搭載のパソコン使ってみて決めるべきではないだろうか。
 公的な障害者ITサポート機関がある地域では、実際に体験でき、サポートを受けることができる。

 公的な機関は対象となるソフトや機器を公平に扱い、 一部のソフトや機器に偏らず、中立であるべきである。もし、予算の制約で、できなければ、そのための国からの補助が必要ではないであろうか。
 それは、障害者用ソフトや機器に限らず、健常者向けソフトや機器で、障害者用に転用されているものも含む。
 
 障害者が自分の意思で購入するために、商売を度外視した、あるいは教える人の都合に左右されない公的サービスが必要ではないであろうか。

2010年5月2日日曜日

音声対応ローマ字入力練習ソ フト LatinAの公開停止

 仕事で、5月1日から5日、7日から8日と長い休暇をとることになった。
 そこで、「私のIT技術ノート資料室」サイトに新しい資料を作成して、更新することにした。

 前から、LatinAのダウンロードページでは、開発を停止していて、時間があれば、削除する旨のお知らせがあった。虫の知らせではないが、休暇第1日目の5月1日に同ページを確認したところ、"Document not found"のメッセージがあった。
 その親ページを見ると、LatinAのダウンロードのリンクが削除されていた。
 私の知人に聞いてみると、前日までは、まだ、ダウンロードページはあったが、ダウンロードなどはできなかったとのことである。

 95Reader及びFocusTalkを利用している初心者にとって、パソコンの操作を習得するのに有用なソフトがなくなってしまった。残念である。

2010年3月27日土曜日

新年度に期待すること

 平成21年度もあとわずかとなった。
 職場の上司が変わるため、今年度の締めの事務作業をいつもより、早くした。
 おかげであと2~3の作業を残すのみとなった。

 今年度はWindows7の発売があったが、Windows Vistaを導入していたため、切り替えの経費が少なく済んだ。さらに、操作面でも、Vistaを習得していたので、7への切り替えが円滑に進んだ。

 新年度は、残業を少なくして、できるだけ、自宅での作業を多くしたいと思う。
 すでに述べたが、Windows7でのスクリーンリーダーソフトとエスペラントとの組み合わせでの設定や操作方法をいろいろと紹介していきたいと思う。

 さらに、openofficeやfirefoxではエスペラント版が出ている。
 しかし、OpenOfficeでは、NVDAでさえ、スクリーンリーダーソフトに対応していない。
 NVDAでエスペラントの読み上げは可能となったが、文字読み上げ以外の操作をする際の読み上げが文字化けならぬ読み化けをしてしまう。
 読み化けとは、メニュー操作や編集操作をする際、エスペラントの単語で読み上げないことである。操作するたびに、「リテーロ…」と読み上げる。
 これは、操作するソフトがエスペラント以外の言語で表示されている場合、その言語表示をエスペラントで読もうとするために起こる事象のようである。日本語に訳せば、「文字コード…」と読んでいるようである。
 読み化けをなくするためには、エスペラント表示のバージョンを作ってもらうしか、方法はないと思う。

2010年2月26日金曜日

NVDAの資料について

 本日、多言語対応スクリーンリーダーソフトNVDAの設定・操作資料が、携帯版をのぞき、できたので、お知らせする。

 ぜひ、スクリーンリーダー使用者の外国語学習に活用していただきたい。
 資料にも書いたがエスペラント、英語の他に、フランス、スペイン、ドイツ、ポルトガル、ブラジル・ポルトガル、ギリシア、ラテン、中国(普通話)、イタリアなどで使用できる。

 諸外国語を学ぶ際に、一字一音のエスペラントの学習をお奨めする。

2010年2月5日金曜日

FocusTalk V3.0.1正式版公開

 2月3日節分に、FocusTalk V3.0.1正式版が公開された。
 
 正式版が出るまで、β3までが出た。やっと、Windows Vistaと7両方とも安定して読み上げるようになった。
 ただ、ユーザーアカウント制御が表示される時に、選択はされないが、FocuTalk V3のメッセージが表示されている。これは、β3からの症状である。
 β3では、このメッセージが選択されてしまい、ユーザーアカウント制御が選択されず、読み上げない状態であった。今回の正式版はユーザーアカウント制御を選択しているので、読み上げだけではFocuTalk V3のメッセージが表示されていることは気づかない。

 外国語SAPIで、eSpeakに対応している。
 これで、JAWSやNVDAに肩を並べるといえる。どちらも、eSpeakを選択できる。

 ユーザーアカウント制御の他に、自動再生のダイアログボックスが表示される際に、プログラム名が読み上げないこと、標準音声でもeSpeakが使えること、Windows Liveメールへの正式対応をFocusTalk V3のサポート窓口へお知らせした。

2010年1月9日土曜日

エスペラント関係の資料を公開

 昨年は、視覚障碍の方のパソコン利用を中心に、資料を公開した。
 今年は、エスペラント関係の資料も多く作成し、公開したいと思う。パソコン利用における障碍と言語のバリアフリーの紹介の場としたい。

 その第1弾として、本日、エスペラント語キーボードレイアウトの資料を公開した。
 Windows7とFocusTalk V3を搭載したパソコンを使った。

 視覚障碍の方をはじめとする障碍をお持ちの方には、外国語、特に英語を学習して、海外のソフト作成者と交流をしてほしい。エスペラント語はそれらの学習をする助けになると思う。