2008年10月25日土曜日

音声対応ローマ字練習ソフトLatinAについて

 スクリーンリーダーソフトPC-Talker、VDMシリーズには、「キーボードガイド」というキーボード入力の練習ソフトがあります。
 それ以外のスクリーンリーダーソフトには、キーボード入力練習ソフトが付いていません。
 
 しかし、Windows XPまでのパソコンで使え、スクリーンリーダーソフトがなくとも、音声で読みあげるソフトがあります。それは、LatinA(ラテンエー)です。サイトはこちらです。
 サイトをみると、2004年12月29日が最終更新です。それ以降の出たスクリーンリーダーソフトやWindows Vistaに対応しているとの記述がありません。

  そこで、自分のパソコン(Windows Vista SP1、Focus Talk 2.0.4b、Document Talker等搭載)にインストールしたところ、なんと、使うことができました。
 ただし、読み上げは、Focus Talk2.0.4bと重なるので、Focus Talk2.0.4bの読み上げを停止して、LatinAの読み上げで練習できます。

 いろいろと使ってみて、その結果を資料にして、近日中に資料室サイトの「Windows Vista 基礎‐周辺機器」で公開したいと思います。

 他に、Windows Vista対応であると記述していないnPOP及びnPOPQも現在試用しています。
 さらに、esptapに再挑戦したいと思います。
 Windows Vista SP1になって、SAPI4に対応していると耳にしたからです。

2008年10月19日日曜日

Windows VistaとOffice 2007の良さを葬るな

 Windows7についての噂がちらほらと聞こえ始めました。
 さらに、Windows Vistaは失敗で、製造元で見放し始めたとの噂も流れ始めています。

 このブログで何回も述べていますが、果たして、「失敗」と一言で片づけていいものかと思い、筆をとりました。
 たしかに、多くのWindows XP利用者からの移行はうまくいったとは言えません。
 そして、景気がよくなったかに見えた経済状態も一頃よりは悪化し、企業用パソコンのWindows Vistaへの移行もうまくいっていたとは言えません。
 特に、「地方」ではWindows XPのままです。

 Windows Vistaの「失敗」は、Windows Vista自体の問題ではなく、製造元の販売戦略の「失敗」ではないかと思います。

 なぜならば、一方では、Windows XPや2000を経ないで、一挙にWindows Vistaに移行した方々やパソコン初心者が、Windows XPや2000を使いこなしている方々以上に使いこなしている事例の多くを実際に見聞きしたからです。それも、取り扱説明書を読みながら独力で成し遂げた方が多いです。

 そういう私も、Windows XPや2000を経ないで、一挙にWindows Vistaに移行した一人です。ただし、仕事ではWindowsXPでしていますが、周りにWindows Vistaに詳しい方々がいないので、独習で使うことができるようになりました。

 使いこなしている方々に共通しているのは、ツールチップ、ユーザーアカウント制御、スタートメニューの検索機能、Windowsヘルプとサポート、Office2007のリボン等を習得しています。
 私も、WindowsXPまでの知識が邪魔をして、最初は戸惑いましたが、試行錯誤して、どうにか、使えるようになりました。頭を空にして、その方々から教えていただきました。

 現時点では、使いこなしている方々が初心者が多いため、Windows VistaとOffice 2007の良さが紹介されていません。

 Windows Vistaに関して、製造元は学習して、Windows7につなげていってほしいと思います。
 

2008年10月6日月曜日

日本語スクリーンリーダーソフト使用者に外国語利用の機会を

 先に、Focus Talk2でのエスペラント語の字上符文字(ĉ,ĝ,ĥ,ĵ,ŝ,ŭ)を読み上げないことを述べました。
 
 それでは、他の言語の文字はどうかを、webサイトの閲覧で確かめました。
 非ラテン文字を使うギリシア語、ロシア語サイトは、単語単位ではありませんが、1文字1文字読みあげました。しかし、アラビア文字、ヘブライ文字、デバナガリ文字等は読み上げませんでした。

 ラテン文字を使用している場合でも、字上符(ダイアクリティカルマーク)文字に対しては、ほとんど字上符がない状態で読み上げました。

 スクリーンリーダーソフトで外国語の読み上げができなくとも、Windows Vistaにも対応したEsptapのようなスクリーンリーダーソフトで操作できる読み上げソフトがないものでしょうか。
 Esptapを自分のWindows Vistaパソコンにインストールしようとしましたが、うまくいきませんでした。
 Esptapは、エスペラント語の他に、日本語(ローマ字も含む)はもちろん、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、オランダ語も読み上げて、無料で提供されています。

 Skyfish社のJukeDoxという音声読み上げソフトがあります。
 有料ですが、Word,Excel,PowerPoint , PDF , テキスト , 一太郎などの文書ファイルを取り込んで、読み上げたり、音声ファイルに変換するすぐれもののソフトです。スクリーンリーダーソフトで操作もできます。

 しかし、残念ながら、同じように上記で述べた読み上げない字上符文字に対応しておりません。

 Windowsに文字コード表というプログラムがあります。
 そのコード表に載っている文字を、まず、ギリシア文字、キリル文字のように、1文字1文字ずつでも読み上げることができないものでしょうか。単語ごとに読みあげることもできれば、いうことはありません。

2008年10月4日土曜日

私のIT技術ノート資料室サイトがeyelinkに登録されました

 昨日、10月3日に「視覚障害者による視覚障害者のための情報検索サイト アイリンク」より、登録を申請していました「私のIT技術ノート資料室」サイトの登録の完了の通知をメールでいただきました。

 Eyelink(アイリンク)の「コンピュータとインターネット」カテゴリに掲載されました。
 どうぞ、ご確認ください。二つ星の評価をいただきました。

 アイリンクにはこの場を借りて、お礼を申し上げます。
 私の経済的事情で、Windows Vista、Focus Talk2を使った場合しか、提供できませんが、多くの方に利用していただければ幸いです。
 パソコン利用者や支援者の独習の際にお役に立てるように、このブログ共々、サイトを更新していきたいと思います。

Eyelink(アイリンク)のURL:http://www.eyelink.jp/

以上

2008年10月3日金曜日

「私のIT技術ノート資料室」で公開する資料で紹介するソフトに関して

 このブログのwebサイト版の「私のIT技術ノート資料室」で公開する紹介するソフトの基準は下記の通りです。

1.障害にあるなしにかかわらず、マウス※でも、キーボードでも操作できる。
2.スクリーンリーダーソフトで読みあげることができる。
3.個人の利用に対しては、無料で提供されている、あるいは、1ライセンスで数台のパソコンで利用できる。

 ※スクリーンキーボードを利用した「マウスキー」機能、ジョイスティック、できマウスを介してのスイッチ操作も含みます。

 経済的な事情で、Windows Vista、Focus Talk 2にしか対応できませんが、いろいろと紹介をしていきたいと思います。
 経済的に余裕がでてきたら、あるいは、多くの方の支援をいただきましたら、パソコンソフトのユニバーサルデザインの実証の場としていきたいと思います。ユニバーサルデザインの立場からの「暮らしの手帖」で行なっていた「商品テスト」の場としたいと思います。
 
 さらに、障害のあるなしに関わらず「賢いパソコン利用者」になるための情報を提供していきたいと思います。メーリングリストを利用しての情報交換の場になることを目指したいと思います。

 今後もよろしく、お願いいたします。

以上