2009年4月25日土曜日

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

 最近、視覚に限らず、中途障害の方が増えています。視覚障害では「弱視」の方が多くなっています。

 私の仕事でも、「無所属」の方への対応が多くなっております。もし、早めに相談してもらえば、その方の特性にあったパソコンの選定や設定、ソフトや機器の紹介・導入・設定・操作の支援をし、快適なパソコンの活用を提供できたのではないかと強く、感じます。

 すでに購入したあとで相談されても困ってしまう場合があります。
 スクリーンリーダーソフトに対応しない有料のセキュリティソフトを組み込まれてしまったとか、自分の特性にあったソフトや機器が購入できず、せっかく買ったパソコンを活用できなかったとか、あるいは、知り合いの教えてくれる人に合わせてソフトや機器を買ったが自分の特性にあっていなかったので結局は家具の一部になっていしまったなど、いろいろと出ています。

 このような事例は、中途障害で障害者団体に入っていない「無所属」の方が多いです。
 最近、公共の障害者向け機関では、中途障害で無所属の方の利用が多くなっていると聞きます。

 このような方々に合わせた各機関・団体の再編成(本来の意味のリストラ)が必要なのではないでしょうか。高齢化がすすみ、誰でもが障害者になる可能性が多くなっています。
 身内の話で恐縮ですが、私の父も70歳近くになり、聴覚障害になり障害者手帳をもっています。父の兄弟である叔父さんたちも聞こえずらくなっており、父に相談しています。
 将来に備えたユニバーサルデザインのIT技術の体制を整備をする時期ではないでしょうか。

 最後に下記のサイトを紹介します。
障害者ITサポートセンター及びそれに準ずる機関(AT2EDプロジェクト)

全国のITサポート支援をしている機関、センター(東京都障害者IT地域支援センター)

以上

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