2009年4月25日土曜日

緊急報告-エスペラント語をはじめとする外国語の読み上げ(訂正版)

(2009年4月18日に公開しましたが、portable version(携帯版)でも日本語の読み上げが確認できましたので、訂正した上で公開します。2009年4月18日版は削除します。)

 緊急と書きましたが、知らなかったのは私だけかもしれませんが、ご容赦願います。

 日本語や英語以外の言語のWindows Vista対応の読み上げソフトはないものかと悩んでいました。Googleで、いろいろな語句を入れてみてみました。
 ある日、"esperanto text to speech"と検索しましたら、検索結果の6番目位にeSpeak Speech synthesizer  というwebページがありましたので、内容を確認しましたら、エスペラント語対応とありました。
 他に、英語、独語、仏語、スペイン語、ポルトガル語、中国語などに対応とのことです。
 
 さらに、そのエンジンを使ったスクリーンリーダーソフトか読み上げソフトはないかとさがしましたら、NVDAにそのeSpeakが付属していることがわかりました。
 それが、昨日、4月17日土曜日でした。
  早速、NVDA-DownloadのページからNVDA 0.6p3.2 installerとNVDA 0.6p3.2 portable versionのダウンロードを行ないました。どちらも、導入ができました。
 なお、コンピュータへのインストール版とportable version(携帯版)、どちらも、表示は日本語で表示されました。SAPI4とSAPI5の日本語音声エンジンを選択し、日本語で読みあげました。ただし、漢字変換の際の読み上げはありませんでした。

 USBメモリにインストールすれば、出先のパソコンでも使えることは間違いないと思います。
 日本語入力などにはまだまだ、対応していませんが、支援者の練習用と割り切っても使えると思います。 
 4月18日にこの記事を書いている時に、eSpeak Speech synthesizerのメインページを閲覧したら、SAPI5にも対応し、スクリーンリーダーは、JAWSとNVDAに対応しているとありました。

 エスペラント語をはじめとする先に述べた言語も選択でき、読みあげました。ただし、Windows Vistaの日本語版を使っているためか、キー操作時はそれぞれの言語で日本語の表示を読み上げます。

 FocusTalkでエディター・表計算・メールソフトを開き、エスペラント語などを入力する時は、FocusTalkの読み上げを停止し、NVDAを起動するということになります。いろいろと研究すれば、別の使い方が出てくるかもしれません、。されに、NVDAの多言語使用の性能が充実するかもしれません。
 スクリーンリーダーソフトの使用しているしていないに関係なく、英語以外の言語を学習者も活用できると思います。 

 今後の研究の成果を「私のIT技術ノート資料室」に載せたいと思います。

 残念ながら、エロシェンコ氏、鳥居 篤治郎氏をはじめとする視覚障がいのエスペランティスト(エスペラント語利用者)が活躍した時代と比べると、今は、エスペラント語が使われていません。
 エスペラントに限らず、視覚障がいの方の外国語学習が進むことを祈ります。
 
 Skype、セキュリティー対策ソフトをはじめとする外国にある製造元の本社へ直接、要望や意見を出していただきたいと期待します。
 パソコンを使って、言語におけるバリアフリーの実現に寄与していただくように支援をしたいと思います。

以上

1 件のコメント:

prosumo さんのコメント...

 eSpeakのSAPI5音声エンジンを導入しましたら、いろいろと用途が広がります。
 下記をご覧ください。
 エスペラント以外の言語にも活用できます。
http://www5.atpages.jp/komunikado/esperanto-eo.html